【2022年版】今後30年内・巨大地震と確率が高い地域をまとめてみました

2022/02/04

災害と備え

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マグニチュードによるエネルギーの違いの写真
出典:政府 地震調査研究推進本部

メディアなどで次は南海トラフや首都直下型がくるなど話題になりますが、結局情報が多く、日常生活を送っている中で「災害」への危機感が頭から抜けている。なんて人も多いのではないでしょうか?今のご時世なら尚更ですよね。自分もその一人です。

そこで今回は、これからいつ来てもおかしくない、巨大地震と確率の高い地域をまとめておこうと思います。


この記事でわかること

  1. 今後30年内に来る確率が高い巨大地震
  2. 震度6弱以上の確率が高い地方と地域
  3. 動画で見る巨大地震のシミュレーション

「はじめに」
地震の確率で注意しなくてはいけないのは、年々増加するという点です。

30年以内に30%と言われている地震が10年間来なかった場合、残りの20年も30%とはなりません。発生しない年月が増えるほど潜在的な確率はあがります。

また、10%未満だからとか内陸部だから無視というわけにもいきません。東日本大震災や新潟中越地震などが、まさにこれだったのです。

3%なら1000年に1回。6%では500年に1回。26%では100年に1回程度とされています。ちなみに交通事故にあう確率は2020年のデータで約0.245%です。


以下の予測地図では今後30年以内、震度6弱以上が「千島海溝」や「南海トラフ」沿いの太平洋側、「首都直下地震」が想定されている関東などで確率が高くなっています。つまり太平洋側ではほぼ全域で大きな被害が想定されます。
出典:政府 地震調査研究推進本部


1:今後30年内に来る確率が高い巨大地震(主要な海での地震)


南海トラフ・M8~9クラス・70~80%
相模トラフ・M7程度・70%程

青森県東方沖から房総沖にかけての海溝寄り・M8.6~9 30%程度

2:地方・地域別のデータ(30年以内に震度6弱以上の確率が高い震源地)

※東北地方については他と比べ10%前後なのでここでは省きました。ただ、決して安全ということではありません。了解してください。以下はあくまでも内陸部でのデータです。

[北海道]
  • 根室市ー80%
  • 浦河町ー69%
  • 釧路市ー71%
  • 帯広市ー23%

[関東甲信]
  • 水戸市ー81%
  • 千葉市ー62%
  • さいたま市ー60%
  • 東京 新宿区の都庁周辺ー47%
  • 横浜市ー38%
  • 甲府市ー36%
  • ※首都直下はM7・70%

[東海]
  • 静岡市ー70%
  • 津市ー64%
  • 名古屋市ー46%

[近畿]
  • 和歌山市ー68%
  • 奈良市ー62%
  • 神戸市ー46%
  • 大阪市ー30%

[中国地方・四国]
  • 岡山市ー44%
  • 広島市ー24%
  • 高知市ー75%
  • 徳島市ー75%
  • 高松市ー64%
  • 松山市で46%

[九州・沖縄]
  • 大分市ー55%
  • 宮崎市ー43%
  • 那覇市ー21%

もっとデータを探りたい方はこちらより飛んでください。

3:動画で見る巨大地震のシミュレーション


[首都直下地震]内閣府防災

[南海トラフ]内閣府防災





今回参照したサイト

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