「2月3日更新」大規模噴火とトンガの現在「災害と復興」

2022/01/16

災害と備え

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※この件に関しては都度追記、更新していきます。
また、関連記事を書くと思います。

先日発生したトンガでの大規模噴火が起きた場所と動画の共有をここに残しておきます。
1月15日の噴火による爆発音は500km以上離れたフィジーと2300km離れたニュージーランドでも聞こえるほどっだったようです。後にアメリカでも聞こえたとの情報あり。

連絡手段について

トンガ周辺では19日現在、火山灰等の影響によりインターネット、衛星、無線を含める通信がすべて遮断されてますが、国際通信は部分的に使えるようになったようです。これはトンガの国際通信(インターネット含む)はフィジーとの間に約830キロの海底ケーブルを介して、世界の通信網につながっていたのですが、地殻変動と海底の地滑りにより切断されたとのことです。またケーブルは一本でバックアップ回線は無かったとのことです。
完全に復旧するには一月以上はかかるそうです。
なお、利用可能なケーブル敷設船がいるのは、約4千キロ離れたパプアニューギニアの首都ポートモレスビーで、サモア経由(材料等の搬入)で現地に向かっているとのことです。
ではまず、現地の地図です。(左下で衛星写真にしてください)
1月19日に確認したところ、地図が更新され島がなくなってしまいました。


今回の噴火があった島は二つの小島の間に最近できたもののようです。
もともとは2009年に現れた海底火山。 wikipedia


次に噴火発生時の様子です
1

2

※(注)周辺での津波

その後のトンガの様子と現状(1月20日付)

2月3日現在、トンガでは2名の新型コロナウイルスの感染者が出たことにより島全土でロックダウン中です。(それまでの感染は昨年10月の1名のみ)
トンガへ向かっていたオーストラリアの救援船で感染拡大が起き、乗組員約600人のうち23人が感染しました。救援船は最終的にトンガの首都ヌクアロファの港に停泊。ここからの感染が濃厚とされていますが、ソヴァレニ首相はこのことには言及していません。というかできないですよね。ソヴァレニ首相は物資自体も3日間の隔離が必要だと感染対策を講じていました。復旧の遅れが懸念されています。
尚、最初にC-130にて支援物資を届けたニュージーランド軍はコロナ対策のため、すべての物資を消毒、地上隊員は防護服を着用し直接の受け渡しはせずに荷降ろしまでという非接触を徹底しています。

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