液体ハミガキと洗口液の違いわかりますか?

2021/07/03

HOW TO 雑学

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みなさんもCMで見たことがあるしオーラルケアとして一度は実際に使ったことがあるのではないでしょうか?
自分も口の中をサッパリさせたくて適当に買って使ったことがあります。
なにげに裏を読んでみると「すすいだ後にブラッシングして…」と書いてある。書いてないものもあった。
見た目はどちらも液体だし陳列されてる正面のパッケージだけでは違いなんてわからないですよね。刺激の強さくらいしか。

実はアース製薬のアンケート調査では、なんとこれらの商品を普段から使っている人でも75%はその違いを知らなかったのです。


裏面はやっぱり大事

商品の裏を見ると「液体ハミガキ」、「洗口液」としっかり書いてあります。





液体ハミガキとは

そのままですね。すすいだ後に通常の歯磨きとしてブラッシングします。
薬用成分が入っているので本当はすすがないほうがいいらしいのですが、気持ち悪いですよね?
すすぐ場合は1~2回、軽くすすぐ程度にしましょう。また歯磨き粉と違い研磨剤が入っていないので歯を傷つけにくいです(ブラッシングはやさしく)

洗口液とは

通常の歯磨きのあとに使うことによって菌や汚れを着きにくくします。シャンプーのあとのリンス、トリートメントの役割ですね。
洗口液ですすいだくらいでは汚れはとれません。


洗口液にも種類がある


洗口液も大きく分けると「イオン系抗菌薬」と「非イオン抗菌薬

  • イオン系抗菌薬は、歯の表面やバイオフィルム(菌の塊)の表面に付着し持続的に抗菌効果を発揮するというメリットがありますが、バイオフィルムの中には浸透しにくいというデメリットがあります。

  • 非イオン系抗菌薬は逆に、バイオフィルムに浸透しやすいメリットがありますが、効果が持続しにくいというデメリットがあります。

つまりイオン抗菌薬は完璧にきれいにした状態を長持ちさせたい場合におすすめでです。
非イオン抗菌薬は磨き残しが心配な場合や、学校や職場など気軽に歯磨きできない環境での使用がおすすめです。

しかし残念なことに現状ではパッケージの成分表では上記の違いまでは素人には判別が難しいです。
この辺は「殺菌力」や「抗菌力」など、商品の謳い文句から選ぶことになります。細かく知りたい場合は、公式サイトや口コミを見てみましょう。


番外編:歯ブラシの硬さについて




歯ブラシの硬さは「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類ありますが、通常は「ふつう」の硬さの歯ブラシを選びましょう。


使用感が良いという理由から「かため」の歯ブラシを好まれる方も多いのですが、「かため」は歯や歯ぐきを傷つけやすいためお勧めできません。「かため」の歯ブラシは手に力が入りにくい方や、筋力が低下したご高齢の方のために販売されている歯ブラシです。したがって普通の方が使用すると歯や歯ぐきに加わる力が大きくなりすぎ、長く使用することで歯を削ってしまったり、歯ぐきを傷めたりしやすくなります。


やわらかめ」の歯ブラシは歯周病などで歯ぐきが弱っている方や、一時的に歯ぐきが腫れて「ふつう」の歯ブラシでは痛みを感じる場合などに使用すると良いでしょう。ただ「やわらかめ」の歯ブラシは歯ぐきに対する刺激がソフトである分、歯の汚れは落としにくく磨き残しが生じやすくなります。したがって歯ぐきの状態が改善したら、「ふつう」の硬さの歯ブラシに戻してください。


歯磨き粉について(おすすめ)


歯茎の腫れや痛み、違和感がある場合など私も長年使ってますが、(昔、なぜかツアー旅行の終わりにおすすめ品ですと言われてサンプル品を使ったのがきっかけです)
デントヘルス 薬用ハミガキSP」が断然おすすめです。引き締まりなど歯茎の違いが実感できます。切らしたとき、一般的な安いの使ったらすぐに歯茎の調子が悪くなったくらいです。良かったら覗いてみてくださいね。

おわりに

こういう消費者にとって大事な部分をTVCMなどでちゃんと説明すれば、そのメーカーのイメージも良くなるはずなんですけどね。
個人的には難しいこと考えずに「洗口液」を気分転換やエチケット目的で使うのは全然ありだと思います。
就寝前に使うと寝起きの口内環境が全然違うみたいですよ。とくにリス〇リンの紫は。
最後までありがとうございました。

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