@prograpslady |
猫ホイホイとは床にテープなどで四角をつくると、箱みたいに狭い空間だと思って安心するのか、
猫が枠の中に入り座ったりする行動のことです。
今回の実験では錯覚を利用した空間でも猫は入るのか。というものです。
猫が枠の中に入り座ったりする行動のことです。
今回の実験では錯覚を利用した空間でも猫は入るのか。というものです。
簡単な実験の概要
プロジェクト名は 「If I fits, I sits」(私に合えば座ります)
ニューヨーク市立大学の認知倫理学者ガブリエラ・スミスと同僚は猫を飼っている市民に協力を要請。集まった協力者は約500人。
- 実験はビデオで提出すること。
- 飼い主たちには、自宅の床に、四角形のテープ、四角形に見えないテープ、カニッツァ錯視の四角形の3パターンを貼り付けてもらう。
- 実験中は猫に余計な刺激を与えないようにする。サングラスの着用、手などで誘導してはいけない、声を出してはいけない。
残念ながら条件を満たした報告は30件でした。
カニッツァ錯覚とはこのように図柄を配置することで存在しない図形が見えることです。
wikipedia |
結果
30件という少ない集計でしたが結果は面白いことに、高い確率で猫はカニッツァ錯視の四角形にも入り、座りました。ただし、猫が錯覚を起こし本当に空間として認識したのかについてはまだまだ研究が必要ということです。
ちなみに猫がなぜ狭い場所が好きなのかについてもまだ解明はされていません。
So pleased to announce that my paper, "If I Fits I Sits: A Citizen Science Investigation into Illusory Contour Susceptibility in Domestic Cats (Felis silvestris catus) has just been published in AABS! #IfIFitsISits #CatSquare #CitizenScience #CommunityScience pic.twitter.com/AXbDttnOGC
— Gabriella Smith M.A. (@Explanimals) May 4, 2021
おまけ:狭い場所が好きなのはネコ科であれば共通の習性のようです。
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